① 導入
コムケ国際キャンプ場は、本来はデイキャンプとして軽く立ち寄るつもりの場所でした。
行ったのは2023年9月6日。夏の終わりと秋の気配が少しずつ混ざり始めるような時期で、気温も空気も落ち着いていた日でした。
天気予報も特に悪くなく、夕方には帰る予定の、いつものような気軽なキャンプのはずでした。
しかし実際には、予想していなかった土砂降りに見舞われ、予定通りにはいかないキャンプになりました。
② コムケの雰囲気と雨の変化
到着したときのコムケ国際キャンプ場は、静かで落ち着いた空気が流れていました。
気温も心地よく、風も穏やかで、いわゆる「キャンプ日和」と言っていいような雰囲気でした。デイキャンプとして、少しゆっくりして夕方には帰るつもりの軽い予定でした。
このとき使っていたのは、ずっと欲しくてようやく手に入れた炎幕DX(コットン100%素材)でした。念願のギアということもあり、少し特別な気持ちで設営していたのを覚えています。
ただその一方で、ガイロープを忘れてしまい、予備のロープでなんとか設営することになりました。
しばらく穏やかな時間が流れていましたが、そこから空模様は急に変わりました。
気づいたときには雨が強くなり、そのまま一気に土砂降りへと変わっていきました。風はほとんどなく、ただ上から叩きつけるような雨でした。

それが約1時間ほど続き、キャンプ場全体が雨音だけに包まれる時間になりました。

そして雨が止んだあとは、驚くほど静かな空気に戻っていきました。その後は不思議なくらい雨は降りませんでした。
③ 焚き火と友人との時間
雨が止んだあとも、すぐに撤収という雰囲気にはなりませんでした。
炎幕DXがコットン素材だったこともあり、しっかり乾かしてから片付けたい気持ちもあって、焚き火を起こしてゆっくりと過ごしていました。
焚き火台は小型のIRORI101を使用し、持参していた楢の薪をくべると、見た目以上にしっかりとした火が立ち上がりました。乾いた薪だったこともあり、いつも通りスムーズに火がついた記憶があります。
焚き火の前に近い距離で座っていると、その熱と揺らぎがちょうどよく、静かな時間が流れていました。
そんなタイミングで、友人が合流しました。
まだ知り合って間もない頃でしたが、新しいことに前向きで行動力のある人で、こちらの考え方にも影響を与えてくれるような存在でした。
焚き火を囲みながら、キャンプの話というよりも、日常や考え方の話など、気づけば長い時間をその場で過ごしていました。
④ 予定外の一泊
焚き火を囲んで話している中で、友人がふと「もういい時間だから泊まろうよ」と言いました。
さらに「家から毛布持ってくるから」と言って一度戻り、本当に毛布を持ってきてくれました。
その流れのまま、予定にはなかった一泊キャンプへと変わっていきました。
⑤ 翌朝
翌朝は曇り空で、静かな朝でした。
お互い仕事があったこともあり、7時頃には起きてすぐに撤収の準備を始めました。
特別な余韻というよりも、自然な流れのままキャンプが終わっていくような朝でした。
撤収を終えたあとは、それぞれ帰路につく流れになり、その場を後にしました。
⑥ まとめ
コムケ国際キャンプ場での一日は、当初の予定とはまったく違う形になりました。
天候の変化、焚き火の時間、そして偶然のように重なった人との時間によって、キャンプの流れそのものが自然に書き換わっていったように感じます。
振り返るとこのキャンプは、計画通りに進めるものというより、その場の流れの中で形を変えていくような時間でした。
雨も焚き火も人との時間も、そのすべてがこの日の記憶を作っていたように思います。
またこういう予定外のキャンプも、今思えば悪くない時間でした。

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